「出来ないことって・・・あるの?」
藍ちゃん、あたしを何だと思っているんだ。
「あるよ、泳ぐことはあまり得意ではない。」
※泳げないと認めたくないのです。
藍ちゃん、今ホッとした!?
「藍は体育祭何か出るの?」
サユの問いかけに一瞬戸惑いを見せる藍ちゃん。
「私は、運動はあまり得意じゃない。」
「じゃあ、日和に代わりに出てもらっちゃえば?」
な、何て事を言うんだサユ!!
別にいいけども、藍ちゃんの学校に乗り込むのは
少し気が引けるものがある。
「それは困る。」
きっぱり言った!?
「確かに、日和の面倒見るのは大変よ。」
サユ、酷い・・・いじけるよ!
拗ねっ子になりますよ?
パクリとハンバーグを口に入れる。
「・・それでね、あやっちはさって
あれひよっちとさゆっちじゃん?」
「クルミ前見て。」
声のする方を見るとクルミちゃんが
すっ転んで彩乃ちゃんが手を差し伸べていた。
「サユ!!」
サユは藍ちゃんとお喋りに夢中で気付いてない。
「何よ、今昨日の話してるところなんだから。」
「クルミちゃんと彩乃ちゃんが居るよ!!」
「さゆっちキャー!!」
クルミちゃんがサユをホールドして登場した。
なんて騒がしい登場の仕方なんだ。
「ちょっと、いきなり驚かさないでよ。」
クルミちゃんがえへへと言いながら笑う。
「こんなところで2人に会えるとかウチ
ラッキーガールじゃんね。」
クルミちゃんにぎゅむっとハグされた。
「クルミ、やめなさい。」
「だって、あやっち2人がキュートで抱きしめず
にはいられないんだもん!!」
どういう言い訳の仕方してんだ。
藍ちゃんが明らかに関わりたくないですって
顔しちゃったよね。

