Hurly-Burly3 【完】


ぶつくさ言いながら食事タイムがやってきた。

「・・・どこに入ってるのか不思議ね。」

藍ちゃん、そんなマジマジと見ちゃいます?

「日和は緊張したりするとよく食べるだけよ。

普段はもう少し押さえてるわよ。」

緊張したりお腹が空いたりしてればいつもより

箸の進みがよくなる。

※良く食べているという自覚はありません。

「ダイエットとか・・」

「してるわけないじゃない。この子が嫌味なのは

そこなのよね。」

藍ちゃんの驚きは今まで見た中で一番だった。

「だ、ダイエットって?」

「今、全世界の女子があんたを敵として見なしたわ。」

て、敵!?

そ、それはイカンよ。

「普段、朝からラジオ体操して学校に来るのよ?」

可笑しいと思わないって藍ちゃんに同意を求める

サユはグラタンを口に入れた。

「ラジオ体操って・・・」

その冷めた瞳は何ですか藍ちゃん!!

「夏休みの小学生じゃないんだから。」

「小学生には見えるけど。」

藍ちゃん、今あたしのハートにとどめ刺したよね?

恐ろしい子だわ。

「藍、それは地雷よ!」

「えっ?」

ズーンと落ち込むあたしを前に2人は話を進める。

慰めの言葉すらもらえないとは・・薄情な友人だわ。

「体育祭どうだった?」

「まぁ、一番大変だったのは日和よ。

ただでさえ、出場種目多いっていうのに

放送委員まで頼まれて朝から忙しそうだったよね?」

体育祭って昨日のお話じゃないか。

「それほど、苦ではなかったし楽しかったから。」

スポーツって嫌いじゃない。

体を動かすのは好きだから頼まれても快く受けられた。

「最後のクラス対抗だって圧倒的な速さで、

クラスの連中が改めてあんたの凄さに驚いてたわ。」

それは、ビックリさせられたか。

頭が良いだけだと思ったら大間違いさ!