不良メンバーズも心配してみんな駆け寄ってきた。
「ヒヨリーンッ!!」
「死ぬなよっ!!」
「お、俺の血液で輸血を!!」
あたし、そんなに重症じゃない。
これで死んだらとっくに天国行ってるよ。
あたしよりビビってどうするんだ。
「あたしそんなに痛くないし、これ初歩の段階だから。」
不良メンバーズがみんな間抜けな顔をする。
「少しは免疫ついたと思ったのに、あの野郎
許さないわ!!」
次、会ったら即殴ってやる。
「何、言ってんだおめぇは。」
伊織君にとりあえず座れよと言われてベンチに
強制的に座らされた。
横になるかって聞かれたが首を横に振った。
「おめぇ、病気ってわけじゃねぇよな?」
慶詩は気まずそうにあたしを見た。
「そんなわけないでしょ。あたしが丈夫なの
確とその目で見てんでしょうが!!」
ただ、何故かこうなるだけよ。
「体育祭の影響か?」
ユウヤが芋を剥きながら聞いてくる。
「100%断言出来ないわね。」
そう言われると先輩に散々ハイタッチ
求められたりしたっけ?
「そんなに心配することじゃないんですが。」
ギロって全員に睨まれた。
「お前、悠長なこと言ってる場合じゃないだろ。」
ちぃー君にぴしゃりと怒られて言葉を失う。
「は、はい、申し訳ない。」
「未だに無表情決め込みやがって。
痛いなら痛そうな顔して見せろ。
せめて、口に出せ。」
いや、だから痛くないの!
ちぃー君、話聞いてないよね。
「そうじゃなきゃ、分からねぇだろうが。
何もしてやれねぇだろうが。」
うっ、ちぃー君そんなこと言ったら
何も言えなくなるじゃないか!!

