Hurly-Burly3 【完】


不良メンバーズも心配してみんな駆け寄ってきた。

「ヒヨリーンッ!!」

「死ぬなよっ!!」

「お、俺の血液で輸血を!!」

あたし、そんなに重症じゃない。

これで死んだらとっくに天国行ってるよ。

あたしよりビビってどうするんだ。

「あたしそんなに痛くないし、これ初歩の段階だから。」

不良メンバーズがみんな間抜けな顔をする。

「少しは免疫ついたと思ったのに、あの野郎

許さないわ!!」

次、会ったら即殴ってやる。

「何、言ってんだおめぇは。」

伊織君にとりあえず座れよと言われてベンチに

強制的に座らされた。

横になるかって聞かれたが首を横に振った。

「おめぇ、病気ってわけじゃねぇよな?」

慶詩は気まずそうにあたしを見た。

「そんなわけないでしょ。あたしが丈夫なの

確とその目で見てんでしょうが!!」

ただ、何故かこうなるだけよ。

「体育祭の影響か?」

ユウヤが芋を剥きながら聞いてくる。

「100%断言出来ないわね。」

そう言われると先輩に散々ハイタッチ

求められたりしたっけ?

「そんなに心配することじゃないんですが。」

ギロって全員に睨まれた。

「お前、悠長なこと言ってる場合じゃないだろ。」

ちぃー君にぴしゃりと怒られて言葉を失う。

「は、はい、申し訳ない。」

「未だに無表情決め込みやがって。

痛いなら痛そうな顔して見せろ。

せめて、口に出せ。」

いや、だから痛くないの!

ちぃー君、話聞いてないよね。

「そうじゃなきゃ、分からねぇだろうが。

何もしてやれねぇだろうが。」

うっ、ちぃー君そんなこと言ったら

何も言えなくなるじゃないか!!