「水着はオープンしてたろうが。」
伊織君、下着と水着は違うのだ。
「あれはあれこれはこれです・・・」
すぐにちぃー君によってチャックを閉められたけどな。
乏しい体ですいませんよ。
泣けなしのCカップですよ。
でも、いいんです!!
美乳を目指すので大きさにはこだわりません。
「ここ鍵掛かってる。」
きょ、京様何を探ろうとしている。
机にもかかってなかったのに何でと
京様ビューティーフルフェイス。
「・・・それは封印したのです。」
それはアンティーク調の可愛いクマさん人形が
飾られたオルゴールでそれをマジマジと見るのは
いつぶりだろうか?
胸に残る想いを全部その中に詰め込んだ。
今も思い浮かぶ優しい声色と去り際のノイズ。
ふわりと面影を残すあの人を忘れるために
全ての想いを閉じ込めた箱。
「封印っておめぇついにそんな技習得したのか!?」
慶詩がお馬鹿さんで良かった。
気付かないで。
この想いは誰にも知られたくない。
あの日からずっと。
「日和ちゃん?」
「お茶でも飲みませんか?」
忘れた日は1日もなかった。
例え、努力をしたって忘れることなんて出来ない。
それを悔やんで落ち込むよりは心に呪文をかけ、
この想いを封印することを選んだ。
だから、どうかその呪文がとけないようにと
願うあたしに気付かないで。
「羊羹食いてぇ。」
いきなりベットからムクッと立ち上がるちぃー君。
「羊羹?あるよって何であるの知ってるの?」
さっきか。
トイレに行くとか言いながら冷蔵庫探りに行ったのね!!
ちぃー君のマイペースっぷりはもう諦めましょうか。

