「はいはい、それで落ち葉集められたの?」
「ええ、それはもう山のように。」
サユに落ち葉の葉が何の葉か説明してると、
あんたの話は難しすぎるわよとキレられた。
「そうだ、焼き芋パーティーにサユは強制
参加だからねっ!」
「何よそれ?」
「校務員のおじちゃんが芋を分けてくれてね。
拾った落ち葉と小枝で焼き芋焼いて食べようと
いう話になっててね。」
とっても、お芋さんに会いたいわ。
「だから、一緒に食べようねっ!!」
早くホクホクの芋にかぶりつきたい!
「いいけど、それならジュース買って来る?」
「そうだねっ!!みんなにもジュースは持参で
と連絡をせねば。」
「何、アイツら来るの?」
サユが少し口を尖らせて言うけど、実は少し
嬉しそうに笑ってる。
これが垣間見るサユのデレとツンなのだ。
玄関を出てコンビニ行こうかといいながら、
歩き始めた時にもっくんへメールを打とうとした。
「ヒヨリーンっ!!」
いきなり後ろからタックルされて前につんのめり
危うく地面とちゅーする寸前だった。
ケータイは地面に落下してしまった。
あたしの身代わりとなってしまったのね!!
ケータイちゃん、ごめんよ。
「ナル君、キュートさと一緒に凄まじい
タックル仕掛けてきた・・・」
くりりとしたナル君のはちみつ色の瞳が
うるるとあたしに光線を仕掛けてきた。
「ぎゃああ、あたしにビームが当たるっ!!」
「ヒヨリン、どうしたんだ?」
ナル君の顔が真っ青になる。
「馨、ヒヨリンが何か訳分からねぇこと言うんだ!!」
「ナル、いつものことだよ。」
えっ、何のフォローもなしですか?
馨君、お主はとても優しい人だと思って居たのに!!
あたしは傷ついたぞ。

