Hurly-Burly3 【完】


頭がグワングワンして気付いたらここで動けなくなる

という失態をしていた。

「体、起こせそうか?」

慶詩が人の心配をしている!?

この人、本当に金髪ライオンさんで合ってる?

まさか、成り済ました普通のライオンさんじゃない

だろうな。疑いの眼差しを向けるも慶詩のツッコミ

は入ってこない!!

「お前、こんな時まで頭イカレてんじゃねぇか?」

キタッ――-―-―-―-―-―!!

「コホコホッ、頭はだいぶhighです。」

何かもう目が回りそうなぐらい視界がガタガタ

崩れて行きそうなんだけどね。

「ところで、今何時頃ですか?お外が暗くなって

るみたいだわ。」

「みたいじゃねぇよな。8時過ぎてんぞ。」

「○×▽□◇●▲!?」

そんなに時間が経っていたとは気付きもしなかったわ。

「おめぇ、女王がお怒りモードで探してるらしいぞ。」

「サユにこってり絞られる・・・・」

あれほど、早く帰りなさい馬鹿と言われたのだ。

それで、こんな時間まで何の音沙汰もなければ

心配しないわけない。

「諦めて早く帰んぞ。」

「うむ。」

壁に手を付いて起き上がろうとしたらクラッと

してそのままスローモーションで後ろに倒れ

込みそうになった。

「おめぇ、自殺行為だな。」

鼻で笑うとか酷くないか!?

こっちはあくまでも病人なんだから!!

ちっとは優しさを魅せろ。

「背中、貸してやっから乗れ。」

ぶっきら棒に言い放つ慶詩を二度見する。

やっぱり、金髪ライオンのセリフとは思えない。

「秘密の合言葉を・・・」

「そんなもんねぇだろ!!」

バシッとジンジンする頭を叩かれ衝撃で

天国への使者が登場しちゃうところだった。

やはり、金髪ライオンで間違いないそうだ。