この間、聞いたのは3年の先輩に屋上から告白

されて、上から物を言うなんてどうかしてる

んじゃないのと言ったらしい。

※その時、サユは校庭に居た。

マコ君はサユのモテっぷりをよく知っている。

不安にならないのかと聞いてみればなるわけないと

笑っていたんだ。

マコ君曰くサユがモテるなんて彼氏として最高に

嬉しいことじゃないのとのことだ。

それにサユを世界で一番愛していると豪語している。

でも、マコ君はサユの容姿だけを見ているわけじゃない。

優しいサユもツンデレなサユもちょっとマミーに似て、

抜けたサユも全部ひっくるめて好きだと言ってる。

本当に素敵な人を彼氏に持ったものだと思う。

「マコ君によろしくお伝え下さいね。」

あたしの大事なサユをこれ以上ってほど

大切にしてくれてる。

それはあたしにとっても嬉しいことだ。

「うん。」

サユが笑ってるとあたしはすごく嬉しくなる。

「そういえば、藍ちゃんに映画館に行く約束

を取り付けましたが、行事終わりにで行きますか?」

「そうね、藍は何て?」

「お任せするとのことですよ。」

また3人でお喋りが出来るのは楽しそうだ。

「じゃあ、映画館に行ったらショッピングね。」

サユのショッピングが予定に加わりました。

とても、不安だわ。

「藍ちゃんに連絡せねばですね。」

「藍を困らせないでよ?」

なっ、さーちゃん酷いわ。

それじゃあ、まるであたしが連絡すると

藍ちゃんが困るみたいな・・・・

※日和は電話口でも平気で妄想し出します。

「映画はアクションでいいですよね!?」

「藍はいいって?」

「ええ、任せて下さることになってます!」

とっても楽しみだわ。

「じゃあ、任せるわよ。」

サユはマミーにそっくりな笑みを落とした。