一行は本家から少し歩き、洞窟にたどり着いた。中にはものすごい妖気が漂い、不気味な音や唸り声が聞こえる ここから先は人間は踏み込むことができない領域 人界の温泉でもよかったのだが天堂は人界はうるさいらしく、異界の方が休めるのだと言う 「いざ、温泉~」 獅蛇はほんとに楽しみなようだ 「妾は初体験じゃ」 初めての瑠美苓も気分が上がっている 意気揚々と洞窟のなかへと歩きだした