そこに仕事帰りで家までの道を歩いていたラヴが走ってきた。



「私の息子に何やってるんですか!」


「あんた、こいつの父親か。あんたの息子が俺の妹をヤリ逃げしたんだよ」




ラヴが俺の顔を見てからアシュリーを見ると、アシュリーは悲しそうな顔をして頷いた。




「…それはすみませんでした。しかし本当に妊娠していらっしゃるのですか?」



ラヴは女に問い掛けた。




「してるわよ!だから責任とって結婚しなさいよね!!」



女がそう叫ぶと、倒れている俺の頭を誰かが優しく撫でた。



後ろを向くと、こんな所見てほしくなかった人がいた。




「…アキ…」



アキは怒っているような悲しそうな顔をしている。


俺は胸がえぐられた気がした。




「レオンはあの子の事好きなの?」



アキの問いに俺は首を横に振った。




呆れられる…
見放される…
軽蔑される……



俺がそう思って俯くとアキはフッと笑った。