幸せは
音を立てて崩れていく。




買い物帰りのアキが家までの道を歩いていると、前方に見慣れたブロンド頭が見えた。



「アシュリー!今帰り?」

「…アキ、お前…」



駅からの道を歩いていたアシュリーに駆け寄るアキ。


アシュリーはアキを見下ろす。




「何!?何か顔についてる!?」

「こんな薄暗い時間に1人で買い物行くな!もっと明るい時行け!!もしくは家にいる野郎を1人連れてけ!!」

「もー、アシュリーの心配性♪」

「心配性だってわかってんなら心配させんな」



アシュリーは怒りながらもアキの荷物を持ち、手を繋ぐ。




「ほら、帰るぞ」

「アシュシュリーと〜お帰りよ〜♪」

「何だよ、その歌。シュが一個多い」



暫く歩いていると、高級ホテルの前でラヴの姿を見かけた2人。



「あれ?ラヴ?あんな所で何してんだろ」



2人がラヴに近付こうとすると、ラヴの元へレストランで会ったハンナがやってきた。



ラヴとハンナは何やら楽しそうに話しながら、ホテルの中へ入っていった。