「あたしもこの世の男の子の中で1番レオンが好きよ」


「ラヴじゃないの?」


「ラヴも1番。アシュリーもサミュエルも1番よ。みんな同じくらい大好きだもの」



レオンは分が悪そうに頭を掻く。




「俺は本気で言ってるのに―!!」

「あたしも本気よ?」



しばらく抱き合った格好で言い合いをしていたアキとレオン。


するといきなり、レオンがピクッと震えた。




「ん?何よ」

「やばっ!理性飛んだ」

「はぁ!?」

「こんな体勢だからね。…このままやっちゃう?」



レオンがそう言い、アキに顔を近づけるとレオンはベッドから落ちた。




「痛いよ、ラヴ」

「何してるんですか。アキは私のです」



仕事から帰ってきたラヴに蹴られ、ベッドから転げ落ちたレオンを見たアキは笑った。





ラヴと子ども達に注ぐ愛情は少し意味が違うけど、みんな最愛の人には変わりない。



だから、みんなが1番好き。


この気持ちは、ずっとずっと変わらないから…


覚えていてね?






アキは心の中で呟いた。