「ん、気温やら会場の雰囲気とか、色々あってね…」
「……?」
「仕込みもあって、先に現地入りしてる」
「えぇ~っ?!さすが職人さんなんですねぇ」
「うん、人柄も凄く素敵な人だよ?」
「へぇ~お会い出来るの楽しみです」
「……惚れるなよ?」
「ほ、惚れませんよ////////」
「どうだか…」
「わ、私には……隼斗さんだけですよ////」
「フッ……ゆの?」
「はい?……ッん?!////」
不意打ちに唇を奪う……俺。
ゆのは顔を真っ赤にして俯いた。
ヤバい……可愛すぎ。
握る手を持ち上げ、
ゆのの手の甲にキスを落とすと、
「もうッ!!////隼斗さん、ここ路上ですよ?////」
恥かしがるゆのは、
可愛すぎて苛めたくなる。
俺って……性格悪ぃ~~。
ロンドン市街地をゆのと手を繋いで…。



