そこには、先程ケーキを運んでくれた正木さんが立っていて、
蒼白いライトで照らされる中、パティシエパフォーマンスを始めた。
静乃さんのアナウンスによると、
飴細工で祝いの品を作ってくれているらしい。
特殊な手袋をした彼はとても優雅に練り始めた。
世界一と言われる彼のパティシエの腕。
その彼の手さばきは見る者を魅了する素晴らしい世界。
にこやかな表情だが瞳は至極真剣な眼差し。
彼のパフォーマンスに見惚れていると、
さらにその横のブースにオレンジ色のライトが当たる。
「あっ?!!」
そこにはカフェの店長が立っていて、
軽く会釈した後、珈琲を淹れ始めた。
「アルコールが苦手な方、お車の運転でアルコールをお飲み頂けない方、またご新婦のご友人の皆様には、バリスタが心を込めてお飲物をお作り致します。どうぞ、お楽しみ下さいませ」
静乃さんのマイクアナウンスが流れると、玲や皇くん達は大喜び。
オレンジジュースや烏龍茶がテーブル上に並べれてあるけど、
やっぱりこういうパフォーマンスは嬉しいよね。
店長は微笑みながらあっという間に
うさぎの顔が施されたデザインカプチーノを作り上げた。
さらに、



