円卓の席に玲と皇くんの姿があった。
玲はにこやかに微笑んで、皇くんはハニカミながら手を振っている。
玲は黒のパンツスーツ姿で、皇くんはダークグレーのスーツを着ていた。
制服とユニフォーム以外の皇くんを見たのは初めてかも。
………何だかとても新鮮。
その隣には大学の友人や高校時代の友達が数人。
どうやって連絡を取ったのかそれすらも分からないけど、
多分、隼斗さんなら何だって遣って退けてしまうだろう。
隼斗さん側の最前列の円卓には、
玲のお兄さんを始め、イケメン揃いのお兄さん方がズラリ。
類は友を呼ぶと言うけれど、
イケメンの友達は皆イケメンなの?
不意にそんな事を考えてしまった。
すると、
「ゆの」
「?!…………はい」
突然、隼斗さんに手を握られた。
優しく微笑む彼は今日も素敵。
ううん、今日は一段と凛々しく見えるし、
極上にカッコいい私の旦那様。
高砂風の席は、招待客と同じ目線で1段高く作られていない。
きっと、これも彼なりの心遣いだと思う。



