無事に挙式を終えた私達は退場する事なく、
同じ室内の高砂風の席へと案内された。
挙式を執り行った祭壇の横には
余興ステージと思われる1段高い場所があり、
その隣に私達の席が設けられていた。
トラバーチンのバージンロードは、
入口の扉から祭壇までの通路となっていて、
その両脇に幾つもの円卓があり、
挙式参列者はその席で挙式を見守っていた事になる。
ちょっと変わったセッティングだけど、
仰々しくなくて私的には有難い。
挙式の間だけ最前列に簡易席が設けられ、
そこへ両家の親族が座っていた。
介添えスタッフがドレスのトレーンを直している間、
少しずつ落ち着きを見せ始めた私は、
段々と状況が呑み込め来たといった状態だった。
挙式会場=披露宴会場という事もあり、
私達の準備が整うのをじっと見つめられていた。
ふと視線を上げると、



