倖せな時間を過ごしたせいか、
脳の思考回路は休憩をしているらしい。
考えても考えても出て来る答えはただ1つ。
「もしかして………?」
「ん…………隼斗君からのサプライズプレゼントだよ」
「ッ?!//////」
両手で握りしめているブーケが小刻みに震え出した。
だって、だって、だって、
これって、もしかしなくてもアレだよね?!
私は咄嗟に月島さんへ視線を移すと、
ニッコリと微笑み、私の元へゆっくりと歩み寄った。
そして、
「そろそろお時間です。ベール、下ろさせて頂きますね?」
そう言って、静かに顔を覆い隠した。
この後、待ち構えている事が何なのか分かっていても
やっぱりどうしようもない程緊張する。
「お父さん」
「うん」
「お父さん」
「ん、大丈夫だよ」
「お父さん!!」
八つ当たりしても解決しないのに、
どうしようもなく不安で当たってしまう。
すると、
「彼からのプレゼントは要らないのかい?」
「えっ?」
「ゆのが要らないなら、断って来るが……」
「ッ?!」



