――――――私の予想通り、目の前に1着のドレスが。
「あの……えっと………」
「大丈夫ですよ。きっとお似合いになりますから」
「でも……」
ドレスが用意されているとは言え、
ハイハイとすんなり着るなんて出来ないよ。
嬉しくて嬉しくて胸は高鳴るけど、
それでも、やっぱり、躊躇ってしまう自分がいる。
そんな私に業を煮やして、
「本来ならば秘密なのですが……」
「?」
月島さんは私の耳元でそっと呟いた。
「このお衣裳はご新郎様のデザインですよ」
「えっ?!」
「秘密ですからね?」
ウフフッと肩を竦めた彼女は私の足元に籐籠を置いた。
「では、少ししたらまた参ります」
柔らかい笑みを浮かべ、カーテンの向こうへ姿を消した。
―――――このドレスを隼斗さんが?!
一瞬で視界を釘付けにするそれに
私の心臓がドクンと脈を打つ。
………いつの間に?
放心状態になりながらも、
月島さんの介助もあり、何とか無事に着替えを終えた。
すると、



