「ヘアメイクを担当させて頂きます、月島と申します。宜しくお願い致します」
―――――やっぱり!!
ここはヘアメイクをする部屋だ。
「あっ、はい。宜しくお願いします」
ニコリと微笑む月島さんは、
クールビューティーな感じの女性。
洗練されたシャープな印象が強く、
鏡越しに向けられる視線がとても聡い。
手際よく施されるヘアメイクを鏡越しに眺め、
ふと思考を巡らせていた。
これが彼からのサプライズの1つだとすると、
私は……この後……―――……。
ヘアメイクが終わった私は月島さんに部屋の奥へと案内された。
そこは、先程の鏡とは比べものにならない程の巨大な鏡が壁一面に施され
周りを取り囲むようにサテンのカーテンが吊るされていた。
それと、
「では、こちらのお衣裳にお召し替えを頂きますので、今お召しのお衣裳はこちらへお入れ下さいませ」
「ッ?!!」



