家元の寵愛≪壱≫



「フッ……こうか?」

「んッ?!///////」


俺は人目も憚らず、ゆのの唇を奪った。



昼食をはさみ、夕方まで結構な時間滑っていた。


ゆのは飲み込みが早く、

午後にはリフトに乗って中級コースを堪能した。


16時20分過ぎ。

クタクタの俺らはコテージへ戻り、


「ゆの、風呂に入るよな?」

「あっ、はい。出来れば…」

「ん」


ゆのはウェアをハンガーに掛け、

俺はボードと靴を片付けて。


片付け終わったゆのは、着替えを用意し始める。

そんなゆのに……。


「ゆの、一緒に入ろうか」

「へ?」


俺の言葉に固まって、


「浴槽広いし、たまにはいいだろ」

「………」

「今日は誕生日だから、俺が背中を流してやる」

「ッ?!////////」


俺は着替えを手にしているゆのの腕を掴んで


「ほら、行くぞ」

「えっ、ちょっ…えっえっ……は、隼斗さん」

「ん?」


俺は空返事で浴室へと連れ込む。