「さっきの奴ら何だって?」
俺が髪に付いた雪を払い落とすと、
ゆのは苦笑いしながら……。
「一緒にご飯しないかって」
「……だろうな」
「ナンパだって分かってたんですか?」
「当たり前だろ。あんなにもゆのの身体を撫で回してたら」
「えっ?撫で回す?」
首を傾げるゆのに、
「こうやって」
俺はお尻に軽く触れると、
「あっ、でもあれって雪を払ってくれただけで…」
「んな事あるかよ。このウェア、雪がつきにくいモノを選んだろ?」
「あっ…」
「分かったか?俺以外の男に簡単に触らせるな」
「!?////はい////」
「ッ?!////」
ゆのは俺が嫉妬したのが嬉しかったようで
結構な人だかりの中、勢い良く抱きついて来た。
ゆのにしては珍しい。
こうも大胆な行動をとるなんて。
俺がゆのを抱きしめると、
「きっと、こんな風にラブラブしてたら、誰も近づいて来ませんよ?」
頬を薄紅色に染めたゆのは、
俺を煽るような視線を向けて来た。



