家元の寵愛≪壱≫



俺は掬い上げたゆのの足の甲に

触れるだけのキスをした。

そんな俺の行動に驚き固まるゆの。

俺は唇を足首へと滑らせ……。

耳まで赤く染めた彼女に


「お楽しみはこれからだよ」


俺は熱い視線を送ると


「ほ、ほど……ほどに…して下さいね////」


照れながら抱きついて来た。

フッ、この俺を煽りやがって。

マジで可愛いヤツ。

俺はゆのを抱き上げ、ベッドへと。


毎回、恥かしそうに顔を覆うゆの。

その恥じらいが初々しくて

俺の欲情を煽ぎたてる。


両手で覆いながら、小さな声で……。


「はや……と…さん?」


マジで小悪魔だな。

俺のツボをついてきやがる。

誘うような彼女の甘美な声。

俺の理性を消し去るには十分で。

俺は彼女の両手をゆっくり退けて

睡蓮色の小さな唇に唇を重ねた。




籍を入れ、夫婦になった俺らが

初めて迎えるクリスマス。

ゆのの誕生日と重なり

極上で最高の甘い夜となった。