家元の寵愛≪壱≫



「19歳の誕生には、シルバーリングをプレゼントされると倖せになれるという。だからこれは俺から」

「ッ!!////////」


シルバーで出来たアンクレット。


所々に珊瑚が散りばめられてあり

ゆのの可愛らしさに似合うと思った。


店員によると、

リングは必ずしも指輪でなくても良いらしい。

輪状になっていれば……というので。


「隼斗さん、本当にありがとうございます」


嬉し涙……だろうか?

大きな瞳を潤ませ、俺を見下ろしている。


「10代最後の年が、ゆのにとって素敵な1年になりますように」


優しい笑顔を向けると、

ゆのもまた微笑み返してくれる。


優しい空気が俺らを包み込んだ。



「フフッ、これは俺からのおまじない」


俺はにこやかな表情のゆのに


「ッ?!!////////」