満面の笑みで戻って来たゆの。
「隼斗さん、どうですか?似合いますか?!」
「ん、良く似合ってる。もっと良く見せて」
俺はゆのの手を手繰り寄せ
俺の膝の上に座らせると、
一瞬にして真っ赤になったゆの。
そんな彼女を腕の中に閉じ込めて
「気に入ったか?」
「はい!!ありがとうございます」
「どう致しまして」
俺はゆのに寄りかかるように
彼女のうなじに顔を埋めた。
「ひゃっ…」
肩をビクつかせるゆの。
かんざし効果で無防備なうなじに
俺は唇を這わせて……
色白な首筋に紅い薔薇を咲かせた。
「もう、隼斗さんったら…」
振り返った彼女は少し怒ってる感じでもあるが
俺から見たら、誘ってるとしか思えねぇ。
マジで天然って恐ろしい。
すると―――――、
「あっ?!」
ゆのは玉かんざしが入っていた箱に
もう1つの物が入っていた事に気付いたようだ。



