「俺は凄く気になって…」
ゆのの傍に歩み寄って、
少し潤んだ瞳のゆのを見つめた。
そして―――――、
「圭介さんからゆのの事を聞いた時」
「……??」
「俺は……運命だと思った」
「ッ?!////////」
一瞬にして頬を赤く染めたゆの。
そんなゆのを優しく抱き寄せ、
「俺の感に狂いはなかったな」
「////////」
無言のまま、俺の胸に顔を埋めて
「今じゃ、俺の最愛の妻だからな」
ゆのがギュッとしがみ付くのを
ゆっくり剥がすように。
ゆのの顎に指先を添え、
はにかむゆのの顔をゆっくり持ち上げた。
自然と絡み合う視線。
周りの雪を溶かすほど熱く、
お互いの瞳に吸い込まれるように。
「ゆの、一生、お前だけを見てる。だから俺の傍にいてくれ」
「ッ?!////ど、どうしたんですか?急に」
目を見開き、見上げるゆの。



