「ッん!!////もう!!////」
「フフッ……悪い悪い」
隼斗さんは悪戯っぽく笑いながら
私の前に胡坐を掻いた。
「で?話って何?」
まるで別人のように真面目な顔に。
私は彼の前に座り直して、
「実は大学の事で…」
「………」
隼斗さんは少し険しい表情に。
「私の学費免除、今年限りになりました」
「………」
「入試当時は家庭状況が厳しい事もあり、特別に免除して頂きましたが、今は状況が違いますので…」
「大学から言われたのか?」
「……はい」
「だよな?うちの財力で無料はおかしいしな」
「………」
「気にしなくていいよ。大した額じゃないし」
「でも…」
「俺ら、夫婦だろ?助け合うのは当然だよ」
「…本当にいいんですか?」
「ゆのはどうしたい?」
「実は辞めようかとも思ったんですが、最近は勉強が凄く面白くなって来ましたし…出来れば、続けたいです」
顔色を窺うように視線を向けると、



