あれ以上のキスだなんて…
ムリムリムリ!!私には無理!!
呼吸が止まって死んじゃうよぅ~。
脳内で危険警報が鳴り響くと、
「その表情だと、どんなキスか想像したろ」
「へ?」
「フッ、ゆののご希望にお応えして、試すと致しますか?!」
「えっッん//////」
艶気を帯びた表情の隼斗さんは
さらに熱い口づけを仕掛けて来る。
既に脳の思考が停止してるのに、
身体の感覚もおかしく成り始め…
甘く蕩けるキスの雨は止みそうに無く。
私は彼のパジャマの胸部分を
握りしめるだけで精一杯。
生まれて初めての本格的な大人のキス?
息苦しくて辛いハズなのに…
脳がおかしく働いてるせいなのかな?
もっと……もっと…と思ってしまう。
熱を帯びた私の身体に
少しヒンヤリする隼斗さんの手。
その心地良さに……
私は包まれるように溺れて行った。



