野獣な執事とワンコお嬢様

ドキドキしながら開けたフタ。



まず、黄色くて茶色い物体…。



これはまさかの卵焼き…?



なぜか中が焦げている。



苦いけど、甘い…。



次は足がシャキーンとまっすぐ下を向いているタコウィンナー。



「なにソレ…」

「たぶんタコさん…」

「この緑のなに?」

「さぁ…」



よくわからない緑のマッシュっぽいものは、食べたらブロッコリーの味がした。



おにぎりは力一杯握られた感じがして。



いちばん怖いのは、この真っ黒の物体。



「ソレ食う気?腹こわさないでね?ヒョウがいないと今の段階から進めなぁいから」

「火は完全に通ってるからたぶん平気だと…」



ひとくちかじればガリッとして。



ムリムリムリムリっ!!



これはたぶん炭だ!!



そうだ、間違って炭を入れたんだ。



「ごちそうさまでした…」

「お前、勇者だね…」

「愛があればなんでも食える」

「じゃあさっきの黒い石みたいなのも食えよ…」

「あれは…た、食べ物じゃなかった…」



さぁ、仕事しよう!!