野獣な執事とワンコお嬢様

それから2週間、やっとヒョウが帰ってきた。



「大好きぃ!!」

「ただいま戻りました、お嬢様」

「すっごく好き!!」

「相変わらず犬ですね。そんなに飼い主の帰宅が待ち遠しかったんですか?」

「うん!!」



とりあえず飛びつき、離れたくない。



あたしの執事が帰ってきてくれた…。



「やることをやってからくっついてもらえるとありがたいんですが…」

「くっつきながらすればいいじゃん…」

「そうですか」



ヒョウに抱っこされたまま、なぜかアゲハの部屋へ。



どうやら、あたしのスケジュール管理をしていたのはアゲハらしくて。



「コレが兄ちゃんが不在期間のスケジュール。そしてこっちがこれからの」

「助かりました。それにしても…多忙ですね。体調を崩さなかったのが不思議なくらいです」

「そんなことより、そのくっつき虫はなんなの…?」

「カワイイからくっつけたままにしとくんです」



誰になんて言われても離れたくないんだもん。