野獣な執事とワンコお嬢様

あたしの仕事をいちばん応援してくれてるのも雪乃さん。



本当にいいお姉ちゃんだよ、雪乃さん。



「2号くんはいつ戻るの?」

「冬休みが終わるときかな?」

「早く帰ってくるといいね」

「うん!!」



待ち遠しい新学期。



ヒョウが帰ってきたら、とりあえずくっつきたい。



いっぱい抱きしめてもらって、甘えるんだ。



「偉くなったね、琴音」

「どの辺が!?」

「前なら絶対毎日泣いてたのに、全然泣かない」

「だってヒョウは戻ってきてくれるもん。だから平気!!」



会いに行って、愛されてる自身が持てたから。



ヒョウが執事をやるのも、あたしだから。



そう信じてるから大丈夫。



「雪乃さんは最近寂しいね」

「2号くんがいないから、龍蔵が忙しいんじゃん…」

「でも、本当に浮気しなくなったね」

「あたしが近くにいたらさせるわけないでしょ」



お兄ちゃんは忙しそうだけど、楽しそう。



きっと、雪乃さんがそばにいるからかな?