不良に口説かれて恋にオチました






「なんてことだ…」






あたしはカウンターに戻ると小さくそう呟いたのだった。






同じ学校であたしの名前まで知ってるって…





何者だよ、って話。






「はぁー…」






あたしは重たいため息をついたのだった。