時雨side 俺はHRが終わるまで一切起きなかった。 教室には誰もいねぇし。 くそ…起こすことぐらい誰かしてくれてもいいじゃねぇかよ。 …といっても、まあ仕方ない。 俺…怖がられてるんだしな。 希美と冬哉はもう帰っただろう。 「希美にメール入れときゃよかった」 希美の家は冬哉と同じ方面だし走ったら間に合うかもしんねーな。 俺はそう思って急いで学校を出た。