それは数週間前のことだった。 大雨が降る中、あたしは走って学校に向かっているとき小さな声で何か鳴いてる声がした。 「ミャー…」 いつも通りの通学路を進むたびにその鳴き声は聞こえてきた。 ──?! 近くの電柱の近くに小さな箱が置いてあった。 「…捨て猫?」 中にはとても可愛らしい黒の小さな猫が震えてあたしを見ていた。 だけど…その猫は左目が開いてなかった。 「捨てられちゃったの…?」 あたしは学校の事も一瞬、頭を過ぎったけど猫に近寄った。