キミに届ける愛言葉

横断歩道のすぐ向こうにあるアイスクリームショップ。

そこにいるのは…

「和真…??カオルちゃん…??」

和真はいつも買っていた抹茶を、カオルちゃんはチョコのアイスを片手に持って、もう片手は恋人繋ぎをしている。

「っ…か…ずま…」

和真は笑いながら少しずつカオルちゃんに近付く。

そして2人の唇は重なった。

「ッ…──」

私の瞳からは温かい涙が溢れ落ちた。

パ──ッ!!

…あ。もう信号…赤だったんだ。

車来ちゃった。

私…轢かれるのかな…??

もう…どうでも…いーや…


──ドンッ!!

あ…私、死んじゃうのかな。

足がフワッと地面から離れる。

あれ…??おかしい…痛くないや…それになんだか…あったかい。