キミに届ける愛言葉

…チャプン

「あったかいね〜」

「…ん、だね」

恥ずかしいじゃんか…もー。

「あのさ、桜さぁ…和真くんって子?どんな子なん?」

和真って名前が出た瞬間ビクッとしてしまってお湯が少し跳ねる。

「…どんな、って何…急にィ?べっ…つに普通だよ…?」

「…言ってみな。誰にも言わないから。和真くんと何があったの?桜、和真くんって名前が出るとビクッとしてる。」

…っ。

お姉ちゃんには昔から心を覗かれてるように見透かされる。

「…和真…ね、浮気性なんだぁ…」

「…浮気…性。」

お姉ちゃんは少し息をのんだ。

「なんだろ…しかも自覚ナシなのかなぁ…普通に私の前で他の子と帰ったり、放課後デートの約束したり。キスもしたことあって…別れを考えたこともあったよ…でも和真がゴメン、もうしない。っていうと…私、溺愛しすぎてたみたいで…」