キミに届ける愛言葉

チャリを起こして、三宅を荷台に乗せると三宅はぐったりと俺にもたれていた。

ちらりとアイス屋の方を見ると、相原がコチラを睨みつけていた。


俺がフッと鼻で笑うと相原の眉間のしわがますます深くなった。


チャリを走らせると俺は、三宅を乗せたまま家に帰った。

「ただいま」

っても独り暮らしだけど。


三宅を荷台から部屋までお姫さま抱っこで運ぶ。

「…ンっっ」

「ん?起きたか?」

「っ…ン…和真」

──ズキッ。

「…寝言、か。」

「ッ…ごめ…ん…ね。」

「…謝るのはアッチだろ…。なんでお前が謝るんだよ…」

知ってる。

三宅が相原に溺愛してることも………相原の心の奥底には三宅を想う気持ちがあるということ。

相原自身…まだよくわかってねぇみたいだけど。

「だけど……奪ってやるよ」

俺は三宅の唇に自分の唇を重ねていた。

「…ンっ………ッ」

そして姫が眠りから醒めた。