「改めて見ると照れるね」 薬指にはまっているのは特に変哲もないシンプルな指輪 それでもあたしには特別に思えた 「……こうやって証があるだけでも嬉しい」 「……七海…」 「なぁに…?」 「…ほんとにあんま可愛いこと言わないで」 赤くなった顔を隠すように抱きつく圭が何よりも可愛くて今度はあたしから頭を撫でた 「…ななみー」 「今度はなにー?」