純情彼氏



「七海が兄貴に振られた日で…俺が初めて七海と学校で出会った日」

「…えっ?」

突然すぎて分からない

「七海のことはずっと前から知ってたけど…というか気になってはいたんだけど…。
って…そうじゃなくて…俺が七海と初めて話したのが、この日だったんだ」

圭が目を伏せた
その姿は何かを思い出してるみたいで

「…七海泣きながら図書室出て行ったでしょ。そん時にぶつかったのが俺だったんだ」

そんなこと…有ったような無かったような…

「七海の泣き顔見て俺惚れたんだよね
…今だから言うけど」