純情彼氏



「ごめんね。…まきこんでごめんね」

杏の背中をさすっていると、部屋の扉が開いた


「……お前っ!!何で直ぐに連絡しねぇんだよっ!?」

飛ばされた怒号にあたしと杏は固まった
部屋の入り口でトレーを持った杉山が鬼の形相で近づいてくる


「……マジ心配したんだからな」

トレーを机に置き杉山はあたしの頭を軽く叩いた


「…………ごめん」