君に告げよう


正直なところ、僕に会いにきた理由が分からなかった。

柚羽さんも永輝くんも死んでいるのに、いまさら何をしようっていうんだ?



「永輝さんのこと……真実が知りたくて…」



晶はゴクリと喉を鳴らした後に、真っ直ぐな目で僕を見てはっきりと言う。



真実――?


真実って、何だよ。

おまえ以上に永輝くんと深く関わっていた僕でさえ、真実を知らないのに。

何でそう、『真実が知りたい』だなんてさらりと言えるんだよ。

知ったところでどうにもならないんだぞ。

だって……、二人はもう……。



「……ふっ……」

「―――?」



おかしくて笑いがこぼれる。