「さっ!!そろそろ下行くか」
「そうだね」
きっと、みんな心配してるだろう…私が突然 泣いちゃったから…。それに、安本先輩にも ちゃんと あいさつしてないし。
私達は階段を下りて みんなの所に向かった。




「美香ちゃん!!隣すわって」
「えっ、う、うん」
私は妃菜の隣に座ると、安本先輩と向かい合わせになった。私は、安本先輩の方をチラッ見ると先輩と目が合った。先輩は、初対面の私に ニコッと笑ってくれた。私は それを返すように ニコッと笑う。