また君に会えるまで

「いまから行けば間に合うよ!!」
「萌ちゃん一緒に行こ!!」
「う、うん!!」
私達は、食べたばかりの満腹のお腹を抱えながら猛スピードで走った。私の家は、カフェの近くにある。たぶん歩いたら、5分ぐらいで着くと思う。



「着いたよ!!」
今の時間は5時3分。走れば すぐに着いた。
「美香おせぇよ!!」
ドアに手を掛けた時、勘ちゃんが先にドアを開いた。
「学校おわったら、すぐに来ると思ってたのに…」
勘ちゃんは少しだけ、頬を膨らませて拗ねたようにいった。