「あのね、放課後 浜岡くんとケーキ食べに行くんだけど…一緒に行く?」
「いいの?」
「いいよね?浜岡くん」
「もちろん。仲良くなった記念にね」




浜岡くんが お弁当に手をつけようとした時、突然 教室のドアが開き、一人の女の子が こちらに歩み寄ってくる。
「あ、あの!!浜岡先輩。ちょっとイイですか?」
「なに?」
「話があるんですけど…」
「俺は ないし」
「あの…でも…」
女の子は、とても可愛らしくて、華奢で まさにモテる子だった。