「なぁなぁ勘太郎。これあげるよ」
「あ〜サンキュー」
浜岡くんは、とても おいしそうで彩り綺麗な2段弁当を広げていた。
その中には、お弁当の定番とも言える『たまごやき』や『ミートボール』や『からあげ』や『ほうれんそうのおひたし』が入っていた。





「中田も食べる?」
「うん!!ありがとう」
「じゃぁ たまごやきあげるよ」
「どうも」
なんか みんな…変。
仲良しを装ってるみたいな…。
「あのさぁ…」
私が口を開くと、みんな黙ってしまった。