「もうギブ。限界」
五時を過ぎた途端、みんなは勉強を終了した。
「やりすぎたー」
私が呟くと、すかさず日菜子が
「あんたはボーッとしてただけでしょーが!!」




「ちゃんとしたよ!!」
私も負けじと反抗する。
「へぇー」
またもや日菜子に睨まれ、私は戦闘不能。
「じゃぁ なんか食べ行くか!!夕飯」
そう提案したのは勘ちゃんだ。




「あー無理。私 金欠ー」
「あ、私もー」
妃菜と日菜子は金欠らしい…同じような名前なだけに同じような状態。
「ハハッ」
私は思わず笑っていた。