また君に会えるまで

私が聞いたのと同時にチャイムが鳴り、勘ちゃんは玄関へと向かった。
「誰が来るの?」
私は隣にいた日菜子に尋ねた。
でも日菜子は、
「知らない」
だって。




「誕生日おめでとう」
「えっ?」
私はその人物をみた瞬間、固まった。
「はい。プレゼント」
「や、や、や、安本先輩!!」
なんで先輩がここに?!!




「俺が呼んだ。」
勘ちゃんは楽しそうにそう言った。
「ビックリした?」
「当たり前ですよ!!」
安本先輩に聞かれ、テンパる私。