「♪♪♪♪♪♪♭♭♭♭♭」
日菜子が歌っていたのは、いま人気のアイドルの歌だった。声が可愛い日菜子には ピッタリだと思った。
「日菜子先輩 声かわいい〜」
妃菜も私と同じことを思っていたみたいだ。妃菜と私は いつも思うことが全く同じで、言うダイミングも同じだ。
「歌うの緊張する…」
「美香ちゃん!!頑張って!!てか、美香ちゃんが一番うまいじゃん」
「いやいや、うまくないから」
日菜子が曲を歌い終え、私は自分の好きなアーティストの曲を入れた。男の人のグループで少し声が低いけれど、私には歌いやすい歌だった。
「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」
私が歌っている間、妃菜と日菜子は口を半開きにしたまま一言も喋らず、ずっと私の方を見ていた。私が歌い終えると、妃菜と日菜子は顔を見合わせていた。そんなに下手くそだったかな…と思いながら二人が喋るのを待った。
「………」
「美香ちゃん!!うますぎ!!」
「美香、あんた すごいよ!!」
日菜子が歌っていたのは、いま人気のアイドルの歌だった。声が可愛い日菜子には ピッタリだと思った。
「日菜子先輩 声かわいい〜」
妃菜も私と同じことを思っていたみたいだ。妃菜と私は いつも思うことが全く同じで、言うダイミングも同じだ。
「歌うの緊張する…」
「美香ちゃん!!頑張って!!てか、美香ちゃんが一番うまいじゃん」
「いやいや、うまくないから」
日菜子が曲を歌い終え、私は自分の好きなアーティストの曲を入れた。男の人のグループで少し声が低いけれど、私には歌いやすい歌だった。
「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」
私が歌っている間、妃菜と日菜子は口を半開きにしたまま一言も喋らず、ずっと私の方を見ていた。私が歌い終えると、妃菜と日菜子は顔を見合わせていた。そんなに下手くそだったかな…と思いながら二人が喋るのを待った。
「………」
「美香ちゃん!!うますぎ!!」
「美香、あんた すごいよ!!」


