また君に会えるまで

「諦めたらダメだからね」
日菜子が少し強めに言ってきた。私だって…諦めたくない。忘れられない。
「あのね…」
「美香、ちょっといいか?」
私の言葉を遮り、入り込んできたのは…勘ちゃんだった。
「なに?」
「ちょっと来て」




萌ちゃんや日菜子の方を見ると、行きなよと言うように うなずいている。
「行ってくるね」
私は日菜子と萌ちゃんに 一言そう言うと勘ちゃんの後ろに付いていった。
勘ちゃんに付いて行くと、校舎裏に来ていた。
「勘ちゃん どうしたの?
「………」



私たちの間には気まずい空気が流れる。いつもは勘ちゃんに呼ばれたら、はしゃいで行く私だけど今は そんな事できない。
「勘ちゃん…なに?」
私は今…たぶん…けっこう緊張している。そして、勘ちゃんに とても冷たい態度を とっていると思う。