「毎度ながらすみませんね、エルドレイスさん」 「いいえ」 資料室の一角、閲覧室とはまた別にある部屋に、私はいた。 ロマノフ局長の元へ行って、資料室にいるであろうヒューズ副局長の元に向かったのだ。 部屋には丁寧に紅茶と、菓子が置かれてある。そういえば彼女も甘いものが好きだったか「思うに」 「ダナ・フィルタは亡くなった自分の子供のために、何かしようとしているのはわかっているんですが」 「ええ。残された闇術の跡は、魂呼びのものの一部でした」 >>