初恋は涙の味

「ふぅ…やっと着いたね…」

あ、茜はなんであんなに普通にしてれるんだ…

「はぁっ…はぁっ…」
私なんて、今にも呼吸が止まりそうだぞ…

「あはっ☆ゴメンネ♡」
そ、それは謝ってるのかな??

「あ、まず中入るよ?」

「え、うん?」

ウィーンーー
自動ドアの開く音がする。

そして、建物の中に入った。

「ふぇ?な、なにココ?!」

そこは、明らかにお金持ちばかりが来そうな……

「レストラン…?」
「そうよ?まぁ、かなり高級な…ね」

そ、そんなお金はどこから湧いていたんだろう…
もしかして、茜も夜の仕事に目覚め…

「相手の蒼空って言う人が払ってくれたのよ♪」
てはなかったか…

それにしても。。。
蒼空??なんか、不思議な名前だなぁ…
だけど、なんか聞いた事ある名前…