甘党狐とココア。



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「なーにイチャこらしてんだ」


不意に、扉のほうからそんな声がしてココはそっちを見た。


そこには全体的に黒っぽくて猫みたいな耳をはやしたルクと同じ歳くらいの青年が居た。


「いきなりラブラブすんなよな」


その青年の言葉にココははっとして今の状況を確認する。


ルクの膝のうえにちょこんと座る自分ー…


目の前にルクの顔。



「ひゃぁぁあ!」


ココは真っ赤になって俯いた。

ルクは構わずココを抱きしめ不機嫌そうな声でその青年に話しかける。



「ダニエル…邪魔しないでくれる?」


…あの人、ダニエルっていうんだ…



「うるせー!俺を
放置してるからだろうが!」



そんな、ダニエルの声が響いた。